人生はベッドサイドストーリー
年末感の薄い年末である。
旧職場は12月中旬にはぽろぽろとチームが休みに入りだし、クリスマス前後には半分(以上)はいなくなるのが当たり前な職場だったため、この日付になっても自分が出社していることを含め、いつもと変わらず普通に回っている職場にいると少し不思議な感じすらしている。
今日の年内ラストのバレーの練習に行けば、少しずつ実感するのかなぁ。
今週の土曜日には、主人とわたしの実家を訪問することになっている。
電車で50分ほど。ドアツードアで70分か80分くらい。1時間半は掛からない。
わたしの実家では、元旦に家族全員が席(食卓)につき、父からお屠蘇をもらい(正式?なやつではなく、近年は神奈川県にある酒造でつくられた父お気に入りの日本酒をきれいなおちょこに注いでもらい、年下から順番に飲むだけ)、それぞれが去年の抱負を振り返り、新年の抱負を述べ、父が総括して、それからおせちをいただく。
この新年の抱負というやつ、幼稚園生だろうと(もちろん母の「去年は野球頑張った?」などの手助けで質問形式ではあるが)皆の前で何か目標を発表させられる。
年を重ねてからのそれは、適当なことを言うとその場で父に指摘されたりするので、それなりにしっかりと準備をしていかねばならなかった。
今年の元旦は主人の実家である福岡へ向かうことになっているので、生まれて初めてその席にいないことになる。
いつかは来る瞬間だと思ってはいたけれど、本当にやってくるとなんだか罪悪感さえある。
新しい家族としての習慣を築いていくこと。
それぞれの当たり前を融合していくこと。
その当たり前を融合していくことが、当たり前になっていくこと。
すんなりいくことも、いかないことも、いろんなことが繋がっていくんだなぁ。
たのしいね。
楽しみだね。