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ざっくばらん手記「ばんびじゃーなる」

こたえは20年後に出そうよ

主人と私は、LINE上でToDoリスト専用のグループラインを作っていて、会話に埋もれてほしくないやるべきことやリマインダーはそこで発言するようにしている。

そこに、お昼ごろにこんな発言が。
「妊娠後期に入る前に二人で旅行」
「夫婦ともに適度な運動」

大体は私がアレしようよコレしようよと提案することが多いから、彼からそんなことを挙げてくるのは結構珍しい。
つい、会話用のグループで「急にどうしたの?笑」と聞いてしまった。

今週は妊娠5か月の最終週らしい。
週数のカウントを勘違いしていて、つい今朝それに気が付いた。来週からは6か月目に入る。
主人が旅行に行こうと目標にしてくれているいわゆる妊娠中期は、妊娠7か月まで。
私の場合は9月の頭あたりまでとなる。
それまでに旅行って、ど、どうしよっか…?

この週末に、まだまだ優しい胎動を、主人が本人の手で確認したことも彼には何か変化をもたらしている気がする。
こりゃ本当に3人目の家族がいるぞ、という感じというか。
私だってまだ不思議に思っているくらいなのに、父親側からすればもっといろんなことが不思議なはず。
その不思議とワクワクと、きっと次に訪れるのは何十年も先であろう二人きりの時間というものの狭間で、いろんなことを考えるね。私も、主人も。

とはいえ、二人きりでやり残したことなんてあるかなぁ。
あんまり思いつかない。

共通の趣味(ソフトバレー)で知り合って、その趣味に二人とものめり込んで休日はほとんどそれ、仕事や美容院、歯医者など明らかな別々の用事の時以外はほとんど一緒に過ごしてきた私たち。
割と当たり前に常に二人一緒だった。
付き合いが長いわけでもないが、趣味>デートが楽しくて、だからこそたまにのデートがいいスパイスにもなっていた。
そういうバランスが好きで楽しくて選んできたけれど、結婚してから趣味をスピードダウンして。
背伸びすぎない範囲で気持ちよく外に出掛けたり、ソフトバレーより他を優先することに後悔や窮屈さを抱かなくなった。
そして今に至る。

主人は「急にどうしたの?笑」という私の問いに、「どうしたもこうしたもないよ(笑)楽しい時間を共にしたいだけよ」と返してきた。
あぁ、わたしケアされているなあ。
二人きりより一人占めを、今は満喫しまあす。