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ざっくばらん手記「ばんびじゃーなる」

片道切符でも、あなたとなら

書くよ。


今日で妊娠が継続して108日目となった。
先日仕事帰りに立ち寄った無印の試着室で、マタニティデニムがぽよりとフィットしている自分の姿を鏡で見て「えっ、完全に妊婦じゃないか」と今更びっくりしている。
唯一履けていた2本のデニムが少しずつぱつんぱつんになってきていたところだった。

安定期に入るまではまだあと数日ある。
何をもってしていつ安心だとかがないので、フルオブハピネスというよりは、基本的には常に不安が最初にきて、あとは常に疲れやすいことにひーひー言っている。
あんだけ週2・週3で運動や気まぐれ筋トレだってしていたのに、その体力も筋力もこんなにも役に立たないものかと呆れながらつわりつわりの毎日で、今週くらいからやっと気持ち悪い頻度がすこーし下がってきたように思う。
まだゼロにはならないようなので、怖くて平日のランチはまだ抜き気味(もしくは軽めのおやつや飲み物で代用)だ。


予感は、割と早い段階からあった。
朝から晩まで、前の日の睡眠時間に関係なく兎にも角にも眠い。
こんなの今までなったことない。本当にそう思った。

当時、私が欠けると新たにメンバーを補充してもらわなければならない大会を含めて、数週間先までソフトバレーの予定があり、検査薬は意図的に少し早めに使用した。
うっすら陽性反応があった時、喜びよりも諸々の先のことのほうが心配になった。
あらま。やっぱり。いつどのタイミングで相談しよう。という感じ。

もちろん、嬉しかった。待ってもいた。
半年間自分達でトライしてだめだったら、然るべき治療のために早めに受診したい、しよう、という話も主人としていた。
その半年が過ぎようとしていたタイミングだった。
でも判明した時は、喜びとは少し違う気持ちの方が勝ったと思う。
本当に出産までたどり着けるだろうか。今喜んでしまってぬか喜びにならないだろうか。
そういう気持ちたち。

判明して間もないうちにつわりが始まり(一般的に言われているよりも少し早かったと思う)、毎日毎日気持ち悪かった。
GW中は、ほぼ寝たきり。吐きはしない(でも吐きそう)んだけど、とにかくひたすらに具合が悪かった。
過ごしている日数とお風呂に入った回数が合わなくなるくらい毎日ただ家にいて、横になって眠った。
たまたま10連休だったけど、心底10連休でよかった。
あれ普通の平日だったらちゃんと出社できていたんだろうか…。

今週に入ってやっと少し気持ち悪さのレベルが下がってきたかなと思えば、今度はボトムスが入らない。
それが冒頭に書いたことである。

いわゆる安定期に入るまでこの類のことを書くのは待つかなと思っていたけれど、例え明日(次の検診日)、胎児に異常が見つかったって、それも私の人生だし、これまでのことをなかったことにしてバレー生活に戻るのなんて到底できない。
自分だけがぱたんと突然バレーや筋トレができなくなって、最初の頃はイライラしたこと。
区役所で母子手帳をもらった後、出産応援事業の面談を受けてベビー用品のギフトカタログをいただいたこと。
そのカタログを母にも見てもらって「これがいいんじゃない」とアドバイスをもらったこと。
主人と一緒に病院からの書類を一字一句読み合わせをして、いろんなリスクと称されたことも理解しましたよ、と署名した時間。
うーうー唸って横になっているしかできない私よりも、数時間も遅く帰ってくる主人が家事をしてくれた時間。
行く末がどうあれ経験は経験、卵が大冒険をして教えてくれたこと。
と、思うから書いた。

軽蔑する人もいるかもしれないけど、何が起きても素直に書くと思う。
だってここはわたしが自由にしていい場所のはずだから。
不快に思う方がいたら申し訳ない。
今後Project Bのタグをつけるので、付いていたら読み飛ばしてください。


心から申し上げておきたいのは、これらが自慢などではないということです。
子供が欲しいと思い長期ではないにせよ妊活をした人間として、妊娠を継続するというのが非常に奇跡的であることは深く理解していると思っています。
私も苦しいと思ったし、私以上に苦しい思いをされている(された)方々はもっといる。そのことは知っているつもりです。
ブログの1ポスト目にも記していますが、ここは、一女性のただの「盛大なひとり言集」です。
誰も傷つけたいと思っていない。
なにごとも、素直にひとり言を重ねていきます。
本当に、それだけの意味です。

余計と思いましたが、私もいろんなブログを読み漁り、勝手にひねくれた解釈をして不機嫌になってしまったこともあったので、最後に添えました。