何色がどこから咲こうとも
紫陽花の、同じ株からいろんな色が生まれるところが不思議で、とても好き。
どうやら酸性とかアルカリとか土の成分によって咲く色に差が出るらしいのだけど、同じ場所から咲いているように見えるのに色とりどりで、なんて繊細なんだろう。
さて、すごく文字にしにくいことを書く。
男の子らしさ、女の子らしさって何だろう。
友人のお子さんの男の子は、電車やバスが好きで、外でよく手を振るという。
「やっぱり男の子なんだねぇ」と言った自分がいて、ふと思った。
電車が好き、バスが好き、は、果たして本人が選んだことなのか?
男の子だから“やっぱり”電車が好きと思った自分はなぜ?と。
例えば、電車のおもちゃ、お花のおもちゃ、ぬいぐるみ、積み木、など選択肢の中から子供本人が電車を選んだとしたら、それは電車が好きと言っていいと考える。
でも、きっと男の子には(なんとなく)電車のおもちゃが与えられることが多いと思うの。
男の子はきっとそれが好きだろうというイメージ(?)が強いから。
(言いたいことがまったくまとまってくれないのだけど、つまり)電車だけを与えて、「イコール電車が好き」ということにはならないのでは?と思ったということ。
男の子だから・女の子だからという偏見のような決めつけで、好みの選択肢を狭めているんじゃないかって気が付いたの。と、主人にも話した。
少し会話をして、結論が出たわけでもすっきりしたわけでもないんだけど、そうやって疑問に思ったこと自体を共有しておくと安心する。
私はこういうことが気になります!を知っておくのって結構大事だ。
だからこそ、話すと安心するんだと思うけど。
自分が妊娠するまで気付かなかったと思う。なんとも思わずにいたと思う。
皆そうなのかもしれないけど、他にも妊娠してから気が付いたことというのがたくさんあって、改めてこれからの責任などを感じ始めている。
これを、紫陽花のエピソードから書き始めたニュアンスって、伝わったりするのかなあ。難しいかなあ。