ふたりのリズムは、たん・たたたん

例えば干したばかりの洗濯物が急な雨に濡れたとして、
確かに時間は戻ってこないけど、洗濯干しの経験値が上がったとは思えないの？

ばかか！！！！！！思えない！！！！！！！！！

昨日も、洗濯物を干してから主人と借りてきていた映画を見て。
さて、寝てる間に降られたらやだからー、と浴室乾燥にかけようと思ったらすでにもう降られた後だったという話。
干した時よりずっしりしてるじゃん。喧嘩売ってる。

そりゃもうぶすくれてお布団に入るわけ。
自分で言うのもなんなんだけど、本当にぶすくれてたわけ。
映画観終わってちょっといい気分だったのとか、もう微塵もないわけ。
そいでさ、横になって枕に頭を乗せて、寝たふりしつつ薄目がちに主人の方をちらちら見るの。
イコール、お布団かけてよ、の意味ね。もうこの時点で半分はおふざけ。

こういうことじゃなくても、我ながら「どういう妻だよ」と思うおふざけ的な瞬間ってあるんだけど、
そのおふざけの瞬間が噛み合うからこそ、全体の温度感が似てくるというか、まるくおさまってるのかなぁと。
ふとそんなことを思うわけ。
同じものを美味しいと思うとか、同じスピードで歩くとか、そういうことって結構キーになってくると思うけど、
我々夫婦の場合は、わたしがふとふざけて歌ったり踊ったりしても、馬鹿にしたり呆れたりしない主人だからちゃんと時が流れているのかなぁ。

わたしがボケて、主人がふにゃーと突っ込んで、それにわたしがさらにボケ重ねて、わちゃわちゃ笑う。
そのリズムを大切に。