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ざっくばらん手記「ばんびじゃーなる」

早く“夫”と呼びたい、毎晩そう思いながら眠りにつく

自分には勿体なさすぎる人と出会えたと思いつつ、でも誰にも渡したくないとも同時に思う。

当時の状況も起因してお互いに結婚を意識するまでにそう時間はかからず、付き合い自体もまだまだ浅い。

入籍予定日が、付き合って1年8か月目の予定。

 

そんな婚約者は、福岡県出身。

お兄さんと妹さんに挟まれた次男坊で、一番破天荒(よく言えばパイオニア?)な存在だったらしい。

九州、関西、東京と転勤を経験していて、たまたまその東京で出会うことになる。

 

わたしも東京出身ではない。

六本木の会社に就職してしばらく実家住まいをしていたけど、下の弟とかが大きくなってきたのに合わせて実家を出る(出される)ことになり。

六本木に通いやすい学芸大学を選んで以来東京歴は、うーんと今日時点で9年目?

その学芸大学で出会った友人に紹介されて、中学校時代以来バレーボールを再開(正確にはソフトバレーボールだからそれは初心者だけど)することになったのが2016年の春。

そのチームに一足先に所属していたのが、数か月前に関西から転勤してきた彼だった。

 

つかず離れず。

彼の当時の印象は、まさにその一言。

絶妙な距離を人と保つけど、でも嫌われるわけでもなくて、むしろ年上からも下からも好かれる。

おなかがぽよっと出てて、ちょっと丸っこい。

バレー歴も長くてとっても上手なのに、オレオレ感のない性格が体型に出てるような。

 

ソフトバレーを始めたばかりの当時、わたしには恋人がいた。

その彼とは当時の東京歴とさほど変わらないくらい付き合いを重ねていて、どこへ行ってもペア扱いされるのが当たり前。

それが嬉しいことだったのだけど、徐々に結婚ネタでいじられるようになって苦しくなっていった。

周りがいじることも、切ないのが積もっていくのもどちらもごく自然なこと。

誰が悪いわけでもなかったと思う。

 

彼とわたしは似ているようで似てなかった。

ぱっと見の波長は合うんだけど、2本の線が時々くにゃくにゃ交差しているだけで、根っこの生え方が似ていなかった。

だから交差していない時に要所要所でぶつかる感じ。

すり合わせたり、そこから新しいいいものを生み出そうとするために喧嘩することを教えてもらって、そしてしてきたけど、実らず。

彼にはたくさん悪いことをしたなと思うし、同じくらい悪いこともされたと思う。

そのいずれからも、それ以外からもたくさん学んだ。

今があるのは、その彼との付き合いがあったからだろうと思うもの。

女性は上書きしていくとよく言われるけれど、わたしは彼のことは別だ。

ある意味でいつまでの引きずるし、引きずられるだろう。

未練ではないよ、もちろんね。

あの時間はゼロにはなりえないということ。

よかったことは勿論、わるいことにもすべて感謝している。

 

ひとつ、この場を使って大きな声で自分の中から発散しておきたいことがある。

確かに、そう思われる節はあったが、彼と婚約者の付き合いが重なってたと思っている人がいたらしい。

なんて(彼にも婚約者にもわたしにも)安易で失礼な考えなんだ。

そんなことあるわけないだろう!

 

とにかく。

その彼とのながーい付き合いを経て、婚約者とはいろんなことが導かれているみたいに進んでいる。

比較しやすいように表現するなら“似てないようで似ている”。

交差もするし離れもするけど、離れすぎない2本の線。

ぴたっと合わさり続ける必要はないけれど、つかず離れずをナチュラルにキープできることって大切だ。

同じフレーズをなるべくリピートしないようにしたいんだけど、これしか思いつけなかった。つかず離れず。

 

婚約者って画数が多いね。手書きじゃないけどさ。

ツイッターではその風貌から「しろくまさん」って呼んでるんだけど、んー、それをこっちでも使うと可愛すぎるなあ。

別名を考えるか…でも、婚約者って呼べるのも今のうちかぁ。うふふ。

 

この取り留めもなく書くの大変ストレス発散になる!

わたしの脳内大放出、読み手のことは無視しているスタイルで今後もやっていきます。